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【ゆっくり食べるコツ】ごはんを6分の1に減らせた方法

早食いさん
早食いさん
ゆっくり食べると、ダイエットや健康に良いと聞くけど、長続きしない。

本記事では、そんな方にすぐ試せる「ゆっくり食べるコツ10選」をご紹介します。

私自身、ごはん300gを食べていたのに、コツを実践してからは50gに減らしても、満足だと思えるようになりました。

前半では、ゆっくり食べるコツをお伝えします。後半では、なぜゆっくり食べる事が身体作りにおいて重要なのか、驚きの実験結果とともにご紹介します。

ここまで多くのコツを書いているサイトもなかなかありませんので、ぜひ参考にして下さいね!

Contents

【ゆっくり食べるコツ】ごはんを6分の1に減らせた方法

以前の私は、ごはんを茶碗に大盛り、300g食べていました。

今では50gに減らしても、満足する事ができています。

元々は超がつく程の早食いで、今でもコンビニのおにぎりくらいなら、2口くらいで食べられます。

そんな早食いの私でさえ、ゆっくり食べれるようになったコツをご紹介していきます。

①:食べる物を選択する
②:具材は大きく切る
③:一口の量を減らす
・箸を使う
・小さいスプーンを使う
・お皿の上で一口サイズに切る
④:口のなか全体で味わう
⑤:噛む回数を増やす
⑥:目をつぶる
⑦:顔をあげる
⑧:水で流し込まない
⑨:口に食べ物がなくなってから、もう一口
⑩:食べた物を、後から説明できるか?

多いですが説明していきますね。

食べる物を選択する
唐揚げ定食か、焼き魚定食かどちらかにするなら、焼き魚定食です。

なぜなら、食べにくいから。
骨を取ったり、皮をどけたりするのに時間がかかります。

熱々の【土鍋定食】とかも良いですよね。
逆に、お茶漬けなんかは、サラサラサラーっと一瞬で終わってしまいます。

具材は大きく切る
料理をする時に、野菜やお肉など、具材を大きめに切ってしまう。

キーマカレーより、ゴロゴロと野菜やお肉が入っているカレーの方が、食べるのに時間がかかります。

一口の量を減らす
私が最も大事だと思うのは、これです。

今では50gの量のごはんでも、満足できます。ですが、何も気にせず食べたら2、3口で食べ終わってしまいます。
工夫が必要です。

一口を減らす工夫は、以下の通りです。

・箸を使う
(例)オムライスを箸で食べる
・小さいスプーンを使う
(例)カレーをデザートで使うスプーンで食べる
・お皿の上で一口サイズに切る
(例)大きなとんかつを、お皿に上で小さく箸で切ってから、口に運ぶ

特に、小さく切ってから口に運ぶというのは、効果的だと感じています。

口のなか全体で味わう
左右どちらかの歯で、食べるクセがある方は、試してみるといいです。

以前、歯の治療のあと、片側の歯ででしか食事ができなかった時に、味気ないなと感じたことがありました。

噛む回数を増やす
これは、よく言われる事ですが、30回くらいを目安にします。

これについては以下の記事を参考にして頂けると良いと思います。

噛む回数については、下記の記事をどうぞ。
>> ゆっくり食べて「一生ダイエット」からの卒業

ただ、ここまでご紹介した食べる物を選択する、具材を大きく切る、ということを気をつけると、30回も無理な数字ではありません。

顔をあげる
下を向き、食事の方をずっと見ていると、次!次!と口に運びたくなってしまいます。

一口食べたら、前を向くようするだけでも変わりますよ。

目をつぶる
目を開けていると、様々な情報が入ってきて、ボケーっとしているうちに食べ終わってしまいます。

早食いになってるかも!と気づいた時には、私は目をつぶり、深呼吸します。すると落ち着きますよ。

水で流し込まない
健康上に問題がなければ、ゆっくり食べると唾液が出てくるので、水で流し込む必要はありません。

早食いだった頃に私は、食事で2〜3杯お水を飲んでいました。

私のオススメは、食事の前にコップ1杯の水を飲む事。
そうすると、お腹に少し物が入るので、満腹感も変わります。

口に食べ物がなくなってから、もう一口
これも重要です。
まだ、口に物が入っているのに、どんどん入れないように。

ご飯に合う食べ物、例えば唐揚げなどの場合、食べて口に残っている状態でご飯をかき込みたいところ。
でも、結局その食べ方は、唐揚げの味も、ごはんの味も分からないままです。

それぞれの食材を十分に味わって食べると、満足度も違います。

食べた物を、後から説明できるか?
早食いした時の食事は、後から思い返してみても、どんな味だったか?何が入っていたか?という事が、思い返せません。

後で、食べた物を説明できるくらい、
・どんな材料使ってるのか?
・どんな味付けしているのか?

など考えながら食べてみると良いと思います。

味わい【ながら食べ】しよう

ゆっくり食べるコツで、よく言われることが【ながら食べ】禁止です。

私も【ながら食べ】禁止したことがあります。

・テレビ見ながら
・スマホ見ながら
・Netflix見ながら

これらの【ながら】を禁止してみました。

超絶ヒマです。

「あー、Netflixの次のシーズン今日から配信スタートだなぁ。見たいなぁ。」と思いながら、食べていました。

気づきました?これ【考えながら食べ】です。

仙人じゃあるまいし、心を空っぽにして食べるなんて無理です。ですからオススメしたいのが、【味わいながら食べ】です。

上記でお伝えした、10のコツを実践しながら、味わいながら食べてみて下さい。

味わいながら食べると、Netflixを見ながら食べられないことに気づきますよ。

やっぱり、ゆっくり食べるのは難しい

ここまで聞いて、こう思った方もいると思います。

早食いさん
早食いさん
コツがあるのは分かったけど、やっぱりスマホ見ながら食べたいし、続かない

私もそうでした。
ガツガツ食べたほうが、食べた気がする!と思っていました。

でも、そんな方に質問です。

一皿のカレーを、20分かけて食べられたら「100万円」

間違いなく、できますよね。

要は、本気でゆっくり食べれるようになりたいか?ということ。

習慣を変えるのは大変

私もある日、突然ゆっくり食べれるようになった訳ではありません。

アトピーを改善したい!
突然、大人になって再発したアトピーを治す為に、始めたのがきっかけでした。

色々試したけど、改善が見られない!
そんな時に見つけた、アトピーを食事から改善していくという内容の本。

書いてある事が、納得できる事が多かった為に、記載されていた食事法を試すことにしました。

そこに、【ゆっくり食べる事】が記載されており、藁にもすがる思いで、始めました。

いっちょやってみるか
なんとなく始めては、続きません。

食べ方は、今まで何十年と続けてきた【習慣】ですから。

いっしょやってみるか!と本気でやれば、できます。

ゆっくり食べることが、ダイエットに良い理由

ゆっくり食べることについて、コツをたくさんお伝えしましたが、じゃあダイエットとか、健康にどう良いのよ?ってとこが気になりますよね。

ゆっくり食べると、ダイエットになる理由

こんな驚きに研究結果があります。

急いで食べる時に比べて、ゆっくり食べる方が食後のエネルギー消費量が増加することを明らかにした。300kcalのブロック状の食品をできるだけ急いで食べると、その後、90分間のエネルギー消費量は体重1kg当り平均7calだった一方、食塊がなくなるまでよく噛んで食べた時には180calと有意に高い値だった。また、消化管の血流もゆっくり食べた時の方が有意に高くなったことから、ゆっくり食べると消化・吸収活動が増加することに関連してエネルギー消費量が高くなったものと推察される。

出典元:東京工業大学ホームページ

上記のように、ゆっくり食べる事で、食後のエネルギー消費量がめちゃくちゃアップする!という事です。

ゆっくり食べることは、長い目で見ても良い

ゆっくり食べると、唾液の分泌が促されます。唾液の作用はについては、こちら。

唾液には粘膜保護・自浄・水分平衡・潤滑・緩衝・抗菌・消化・組織修復・再石灰化・発ガン予防などの作用もあり、口腔のみならず身体が正常な機能を発揮するため無くてはなりません。

出典元:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

ゆっくり食べることのデメリット

私が実際にゆっくり食べるようになってから気づいた、ゆっくり食べるデメリットは、こちら。

・時間がかかる
・ごはんが冷める
・急いでいる時には、できない

ラーメンなどの場合、ゆっくり食べてたら不味くなりますので、その場合は普通に美味しく食べます!

ただ、ゆっくり食べる事を意識し始めてから、【つけ麺】も好きになりました。

まとめ:ゆっくり食べる事は、コツさえつかめればOK

長い記事になってしまいましたが、最後までありがとうございました。

ダイエットを始めたり、健康に気を使い始める時には、習慣を変える必要があります。

習慣を変える事は、簡単な事ではありません。
早食いだった習慣を、【ゆっくり食べる】という習慣に変える時も大変です。

でも、変わりたい!と思った最初の一歩です。
変わりたいと思ったその時が、行動するチャンス!

ご紹介したコツをヒントに、ぜひ試してみて下さい。