という方にオススメな記事になります。
私のインスタントポット使用歴は半年ちょっと。
日本でインスタントポットが販売開始して、すぐに購入しています。
しかしそれ以前にも、海外の友人に話を聞いていたので、インスタントポットをググってる歴で言えば3年ほどになります!
インスタントポットは使いこなせれば、忙しい日々に活躍すること間違いない調理家電です!
そんなインスタントポットの最も使える機能と言える、『圧力調理』の使い方をご紹介していきます。
Contents
【インスタントポット】圧力調理の使い方を詳しく説明

順を追って説明していきます。
英語表記の部分があり、分かりにくいと思われるかもしれませんが、大丈夫です!
インスタントポットとは?
インスタントポットとは、マルチ電気圧力鍋と言われている、調理家電です。
マルチと言われるだけあって、『焼く』、『素早く煮る』『ゆっくり低温で煮る』『蒸す』などインスタントポットの種類にもよりますが、7〜10つの機能を持ち合わせています。
インスタントポットの詳しい事については、こちらを参考にして下さい。
≫ 【インスタントポット】便利すぎるマルチ電気圧力鍋を徹底解剖
サイズや機能が異なっても、基本的な使い方に関しては一緒です。
・画面の表示
・調理の際の水分量
などが異なりますので、ご確認下さい。
今回、使用している物は
『インスタントポット Nova Plus 6.0L』
製品サイズ6L
半分のサイズの、こちらの製品もあります。 製品サイズ3L
圧力調理:調理前の準備

ここはカンタンですが、安全に調理する為に知っておくべき事ですので、確認して下さい。
内釜に具材を入れる
食材を内釜にを入れます。
圧力調理を使用の際には、少なくともこの量の液体入れて下さいね。という最低水分量があります。
6Lの製品をお持ちの方:375ml以上
3Lの製品をお持ちの方:250ml以上
の液体が必要です。
→水分の多い野菜、果は液体としてカウントしてOK
→粘度のあるソース、オイルベースのソースは水分量が少ないので最低水分量(375ml)には含めない。
とろみのついたソースが作りたいなら:
調理後に『炒める』機能でソース煮詰めれば、とろみのついたソースを作る事もできます。
蓋を閉め、インスタントポットと電源をつなぐ
蓋のシリコン製のリングが正しく付いているか確認
蓋を閉めると、音が鳴るので、正しく閉まっているか確認
圧力調理:ボタンで設定をする
インスタントポットは、この調理前の設定が全て!と言っても過言ではありません。
圧力調理ボタンを押す

調理の細かい部分を設定していきます。
【圧力調理】ボタンを押す
↓
【圧力レベル】ボタンで圧力レベルを低モード・高モードにするか決める

【圧力調理】ボタンを何度も押すと、Less・Normal・Moreとモードの切り替えが可能ですが、これはインスタントポットに元々設定されてある調理時間を変更する為の物なので、あまり気にする必要はありません。
調理時間をを決める
食材によって調理時間を設定する
ー+のボタンで変更できます。
インスタントポット付属品である、レシピブックを参考にすると良い。
調理後の保温の有無を決める
元々の設定では、調理後にそのまま保温になるよう設定されています。
【保温】ボタンを押すと、ON/OFFが切り替えられます。
保温を『切る』場合はどんな時か?
・調理後、クイックリリースをして、すぐに圧力を抜く場合
・調理後、ナチュラルリリースで早めに圧力を抜きたい場合
※クイックリリース、ナチュラルリリースに関しては、この後説明していきます。
内圧放出ベントをSealingにする
内圧放出ベントの部分を、よくよく見てみると
英語で【Sealing】【Venting】と書かれているのが分かると思います。
※内圧放出ベントとは、黒のつまみの事です。
調理する場合は、確実にこのつまみを【Sealing】に位置する必要があります。


圧力調理:クッキングスタート!
ここまで来れば、後は美味しいごはんを待つだけ!
調理開始するまで、少し待つ
インスタントポットには、スタートボタンがありません。
設定がすべて終わったら、あとは少し待てばONと画面に表示されますので、それが開始の合図です。
「どこがスタートボタンなの!?」と焦ってしまうかもしれませんが、大丈夫。
放っておけば、勝手にスタートします!
アイコンの説明
実際に調理をしていきますが、画面に表示されているアイコンが分かると、より安心できます。
左から説明します。

①本体が加熱され、調理中である
②『圧力調理』を選択しているという事
③『保温機能』がON/OFFであるか
④調理開始時、終了時のピーという音がON/OFFであるか
圧力調理:調理の詳しい段階について

インスタントポットの『圧力調理』は3つの段階があります。
①:圧力をかけている段階
②:実際に圧力調理している段階
③:圧力を抜く段階
この3つの段階を詳しく説明していきます。
①:圧力をかけている段階
『圧力調理』するには、圧力がかからないといけません。
この段階では圧力をかける段階となります。
圧力にかかる時間は数分〜40分で、食材の量によって変わります。
私の経験では、食材の量が多いほど、圧力をかけるまでに時間がかかります。
圧力をかける時間は、最初に自分で設定した時間には含まれません。
ですので、レシピによっては1分なんてレシピもあると思いますが、調理時間は1分でも、圧力をかける時間が必要となります。
また、後から説明する圧力を抜く時間も考慮する必要があります。
②:実際に圧力調理している段階
圧力をかける段階が終わり、実際に調理が開始されます。
圧力がかかるとつまみの横にある、銀色のフロートバルブが上がります。
ここで、ようやくタイマーがスタートします。
調理が終わるとピーピーという音がなります。
調理の開始前に、【保温】機能をONにしていれば、ここから保温が開始されます。
画面には保温時間が示されます。
③:圧力を抜く段階
ここから、ちょっと小難しいと思われる方も多いと思いますが、理解できればカンタン!
圧力を抜く方法は3つあります。
①:ナチュラルリリース
②:クイックリリース
③:ナチュラルリリース+クイックリリース
これも、詳しく説明していきますよ!
①:ナチュラルリリース
ナチュラルリリースとは、自然に圧力が抜けるのを待つやり方です。
方法・保温のまま放置
・【取り消し】を押す
→取り消しボタンを押すことで、余分な加熱を防ぎます。
また保温のままでナチュラルリリースをすると、余計な時間がかかるようです。
蓋を開ける前に必ず、フロートバルブが完全に落ちたのを確認して下さい。
メリット通常、このナチュラルリリースを使うのは
・最後、予熱で調理したい場合(肉類など)
・もしくは煮崩れしやすい物を調理した場合(豆類など)
圧力が抜けるのに時間がかかる
→約10~25分。 デメリット量が多いスープなどではさらに時間がかかる事があります。
②:クイックリリース
クイックリリースとは、手動で圧力を抜く方法です。


内圧放出ベントを【Sealing】から【Venting】にする。
→ 方法この時、結構激しく蒸気が吹き出しますので、菜箸でもお玉でもなんでもいいので、柄の長い物を使ってベントを回す事をオススメします。
通常、完全にフロートバルブが落ちるまでに数分かかります。(調理している物によります。)
蓋を開ける前に必ず、フロートバルブが完全に落ちたのを確認して下さい。
・圧力が完全に抜けるまでの時間が短い
・加熱しずぎを防ぐ
(加熱しすぎると風味を失う野菜:ブロッコリー、アスパラガス等。他:魚、エビなどの海鮮) メリット
デメリット・勢い良く蒸気が出るので、水分が多い物の場合はキッチンが汚れてしまう可能性あり
・とろみのある物や、細かい物を調理する場合は、内圧放出バルブがつまる可能性あり
③:ナチュラルリリース+クイックリリース
これは、①と②の合わせ技です。
10~15分ほどナチュラルリリースをしたあとに、クイックリリースを行う。
蓋を開ける前に必ず、フロートバルブが完全に落ちたのを確認して下さい。 方法
クイックリリースに比べて、調理した物や蒸気が内圧放出ベントから飛び散りにくくなります。また水分の多い物を調理する場合、ナチュラルリリースに比べて圧力を抜く時間を短くできます。
【インスタントポット】圧力調理は慣れれば超べんり!

文字だけで見ると、なんだか難しい!
と感じてしまうかもしれませんが、一回でも何か作ってみれば、なんてことありません!
いつもの料理をカンタンに、時短でおいしく仕上げて、幸せな時間をお過ごし下さい!